単に同じ色のセルの個数を数える
検索と置換 → オプション → 書式 → 塗り潰し → 色を選択 → すべて検索
そうすると「検索と置換」ウィンドウの下に結果が表示されます。
この時に注意したいのは「色を選択」、予め目的の色をセルの書式設定で確認しておくこと。
色が少しでも違えば正しい結果が出ません。またExcel2003以前のファイルの場合、塗り潰しの色が
“その他の色”に含まれている場合があるので要注意。
同じ色のセルの和、平均、最大値、etcを求める
ユーザー定義関数とsumifを使う
色というのは定義しにくいですね。例えば青と言ってもたくさんある。
ちなみにexcelの塗りつぶしで使える色数は1670万色(RGB:256×256×256)あります。
だからこの色は・・番ですというような定義してあげないといけない。
でもExcelにはそんな関数は用意されていないので自分で作ってやる必要があります。
自分で作成した関数を「ユーザー定義関数」と言います。
以下のリンクを参考にしてぜひ一度挑戦してみてください。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA016119/hajimete/udf1.html
ここまでくればcountif関数を使用して同じ色のセルの個数を求めることもできるし、それらを組み合わせて平均や最大値、最小値も簡単に求められます。今まで”電卓を使って集計していた”という方はぜひお試しください。
ユーザー定義関数の使用に注意点が2つあります。
- ユーザー定義関数はそのファイルでのみ有効です。別のファイルで使いたい場合はVBAの標準モジュールに新たに挿入してやる必要があります。(別の機会に簡単にできる方法を紹介しますね)
- 保存の際にマクロ有効book(*.xlsm)で保存すること。